最近KPI(Key Performance Indicatorの略で、日本語に訳すと「重要業績評価指標)設定
をすることが増えたので、ブログに残しておこうと思い残します。

経営でも、会社のどの部門においても目標は必ず必要です。
適切なKPI設定がチームを目標達成に導く、
といっても過言ではないと思います。
一方でKPIを安易に立てると、全く意味がないという事態になりかねません。

まず、KPIを設定する目的は
例えば会社の目標を達成したいけど、売上目標だけを設定しても
具体的な行動イメージがわかないため、具体的な行動に落とし込むために
必要な定量的(数字にあらわせる)な目標を設定する、という理由です。

なので、KPIは難しすぎても、簡単すぎてもダメで、
KPIを実行する人が「がんばればきっと達成できるかな?」と思える
KPIにしなければなりません。
それができれば、本人のやる気ややりがいにも繋がると思います。

ここで注意しなければならない点は、
「注文のリピート率」など、外部要因など複合的要素で結果としてあらわれる数値のような、
設定したとしても具体的な行動に落とし込みづらい数値をKPIに
してしまうと、具体的な行動イメージがわかず、形骸化したKPIになってしまいます。

はじめてのプロジェクトなどの場合、
・そもそもどう設定すればいいかわからない
・妥当な数字がわからない
ということがあると思うのですが、
仮で設定してあとでどんどん変えていけばいいという考え方でやっています。

最初は行動の数とか、がんばれば誰でも達成できる数字に設定して、
達成できることがある程度見えたくらい、というタイミングが難しいところではあるのですが、
その段階で、営業でいえば商談化率とか、成約率、などより売上目標に近いKPI設定にシフトしていきます。

補足メモ
・アンコントローラブルなKPI → 契約数など、顧客に判断いただく必要があるようなものなど
・コントローラブルなKPI → 訪問件数、架電数など

目標KPIを立てたら、その後は
毎週なり毎月なり、適切なタイミングで管理していくことが大切です。
※KPIを設定したことで満足してしまい、
具体的な行動に落とし込めない、というのがわるいパターンです。

適切な期日、適切な難易度で設定するというのがポイントで、
私の場合は3~6か月で1つ、1~2年で1つ、といった
プロジェクトによって2つ同時に設けることもしばしばありますが、
このあたりは自分でやりやすいやり方を色々試してみればいいと思います。

KPI設定のおかげかどうかわかりません(そうであってほしい)が、
ちなみに今のところはありがたいことに、
会社売上は4期連続 昨対売上平均成長率200%超えています(^^)/
今後も200%超えを更新していく覚悟です
(かなり無理しているのでしんどい面もあります)

以上、個人的な備忘録を兼ねてのアウトプットでした!