こんにちは、野口です。
今日でhideさんが亡くなって26年が経ちました。
当時、思春期真っ只中の自分には、かなり衝撃的な出来事でした。
「社会の役に立つことをしたい」
「◯◯を救いたい」
「◯◯の課題を解決したい」
みたいな話をしていると、
「いつからそういう考えを持っていたのか?」
と聞かれることがたまにあるんですが、
私の回答としては
「20代のころに読んだ【7つの習慣】の影響は大きかった」
という話しをしていたりしました。
が・・・
今思えば、
1998年にhideさんが旅立ってしまう2年前、
1996年にhideさんが骨髄バンクにドナー登録した記者会見を見て
単純に「かっけぇ」と思ったことが、
思春期の自分なりに
「大人になったらかっこよく人の役に立つことをしよう」
と考え出したきっかけな気がします。
当時hideさんはこっそりドナー登録したかったらしく、
記者会見をセッティングしてしまった
マネージャーである弟さんに
「これじゃ売名行為じゃないか」
とすごく怒ったらしいです。
でも、今その会見を改めて見返してみると、
(28年前の会見がWebで探せる便利な時代になりました)
その会見内でhideさんが、
「単純に僕の音楽を聴いてくれている子たちがね、
単純に出会いというか、
きっかけになって考えてくれるだけでもずいぶん違うかなと
ただ、あんまり口で言うのはあんまり上手じゃないので、
単純に僕の行動を見てて、
子供たちがそうやって考えてくれればそれで良いかなと思うんですわ」
と話されているシーンがありました。
その「行動」を見て、
「考えるきっかけ」にちゃんとなりましたよ。
と、hideさんに伝えたいですね。
先日たまたま厚生労働省が運営する
「働き方・休み方改善ポータルサイト」内の、
「特別休暇制度導入事例集」という資料を見ていたら、
「骨髄ドナー休暇制度」
を導入している事業者さんの紹介がありました。
今のところ社内では
「骨髄ドナー登録したい」という声は
聞いたことがないですが、
こういった制度導入をきっかけに
「知る」人や、
「行動を変える」人
が出てくると思うので、
新しい制度導入の参考になります。
骨髄バンクへの登録とは関係ないですが、
「児童養護施設へ本を寄付」したり、
弊社で「エシカル手当」を導入したりしたことで、
児童養護施設を支援している人と
知り合うきっかけになったり、
面接に来てくれた人が
「古着を買い出すきっかけになりました」
と話しをしてもらえたり、
「行動」を見せることは大事だなと改めて思います。
「発信」することで
何かを「変えられる」
ということを今後も意識して、
発信していきたいと思います。
hideさんに感謝!!!