採用担当の北川です。
今回は就職活動している学生や転職を考えている方に届けたい内容です。
人生にはいろんな決断がありますよね。
私も毎日決断しています。行動一つ一つに決断が必ずあります。
あなたの決断は否定される?
どういう意味なのかを例も踏まえてお話しさせていただきます。
なぜ、私たちは自分の決断を否定されるのか?
「あなたの決断は必ず否定される」という言葉に共感できる方は多いのではないでしょうか。
なぜ、私たちは自分の決断をすると、周囲から否定的な意見を投げかけられるのでしょうか?
それは、人間が持つ社会的な側面と深く関わっています。私たちは社会の中で生きており、常に周囲の人との関係性を意識しています。そのため、自分の行動が周囲にどう影響するかを気にし、周囲の評価を気にする傾向があります。
否定される理由:社会的比較理論と変化への恐怖
社会的比較理論は、人間が自分の価値を他人と比較することで測ろうとする傾向を説明する理論です。あなたが新しい挑戦を始めたり、ライフスタイルを大きく変えたりすると、周囲の人々は無意識のうちに自分とあなたを比較します。そして、あなたの選択が、彼らにとっては不安や劣等感を引き起こすことがあります。
また、人間は変化を恐れる生き物です。変化は、未知への不安や、これまでの生活パターンからの脱却を伴うため、人は無意識のうちに現状維持をしようとする傾向があります。そのため、あなたの決断が現状を大きく変えるようなものであれば、周囲の人々はそれを否定的に捉える可能性があります。
否定的な意見の例
周囲から投げかけられる否定的な意見は、様々な形をとります。
- 他人の意見に対する反応: 同調すると「自分の意見がない」、対立すると「空気を読めない」など。
- 自分と他人の在り方: 他人を優先すると「自己犠牲」、自己中心的になると「思いやりがない」など。
- リスクに対する考え方: リスクを避けると「成長がない」、リスクを取ると「無謀」など。
- 自己評価: 過小評価すると「自信がない」、過大評価すると「自己中心的」など。
これらの否定的な意見は、どれも一理あるように思えますが、実は、その人の価値観や経験に基づいた主観的な意見であることが多いのです。
短期的な視点ではなく、長期的な視点で考える
大切なのは、周囲の意見に振り回されず、自分の心の声に耳を傾けることです。そして、短期的な視点ではなく、長期的な視点で物事を考えることが重要です。
・給料がいい、安定的なA社で家族から働けと言われるが、
B社はA社と比較して待遇なども悪いがやりたいことができるからB社に就職したいが家族が否定する
・上司とソリがあわないから転職しよう
・自分をしっかり評価してくれないし退職しよう
あなたが上記の問題に直面した時、もしくは今直面している方はどうされたいですか?
- 「自分は今後どうなりたいか」
- 「今後なりたい自分になるためにどのようなスキルが必要なのか」
- 「スキルを身に着けるために何を今したほうがいいのか」
- 「我慢の時期なのか、我慢でもいつまで我慢すべきなのか」
- 「それとも自分の決断において今がチャンスなのか。チャンスと思える要素はなにか」
これらの問いに対して、じっくりと向き合うことで、より確信のある決断を下せるはずです。
その場だけの感情が後悔に繋がりやすく、得るものがなくまま時間を無駄にしてしまう要因だと思っています。
まとめ
あなたの決断が否定されるのは、決してあなたが悪いわけではありません。それは、人間が持つ社会的な側面や、変化を恐れる心理が原因であることが多いのです。
周囲の意見を参考にしながらも、自分の心に正直に、そして長期的な視点を持って決断することが大切です。
転職を考えている・初めての就職を控えているあなたへ
働くことは人生の大きな決断です。周囲の意見に振り回されず、本当にやりたいこと、将来のビジョンを明確にし、
後悔のない選択をしてください。
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新卒就活に失敗している、30代後半の転職者である私の経験踏まえてお手伝いできればと思います。
採用業務をしていて私が大事にしていることは、あなたの履歴書を汚したくない
そんな一心で働いてる採用担当者からのエールを今回一方的に届けさせて頂きました。