こんにちは、採用担当の北川です。

年の瀬ですが、変わらず採用に関してお伝えいたします(笑)

今回は新卒採用の早期選考について書かせて頂きます。

早期選考で内定をもらっている方には是非見ていただきたいです。

大事なターニングポイントで後悔しないためにも是非読んでください。


目次

  1. 早期選考と大学側の立場
  2. 場数を踏むことの重要性
  3. 事前準備の重要性と周囲の活用

早期選考と大学側の立場

早期選考が進み、この時期でもう内定をもらって就活を終えようとしている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

結論、保留が正解です。

企業側も豆知識として知っておいてください。
早期選考で内定を学生に提出し、回答期限が解禁前である3月前と設定した場合、その内容を大学側が知ったとした場合、企業側の信頼は大きく下がります。

大学側の思いとしては、

  • 学生の本業は学業であり、本業を優先してほしい
  • 後悔のしない就活をしてほしい
  • 学生に過剰なプレッシャーを与えないでほしい

が挙げられます。
もちろん、業界や専攻によって内定時期は早いですが、特に文系となると理系と比較して内定時期が遅い傾向があります。

それでも企業側は人員確保のために期限を3月前に設けるでしょう。(そうでないと早期選考の意味がないでしょうから笑)

その際は①内定承諾する ②内定辞退する ③承諾をしつつ企業には内緒で就活を続ける

③が一番多い印象ですし、それでもいいのではないかと私個人としては思っています。

自分の人生ですから他人の時間軸で急かされても良い決断にはならない可能性が高いと思います。

あなたが思っている以上に1社目のキャリアは今後の人生に関わってきます。

また企業の色も全然違い

❶言われたことをやってほしい(個人の能力の尊重より、組織の安定)

❷少数精鋭でいいから個々の力を重点的にしたい(ベンチャーや従業員数は少なめだが単価が高い業界)

❸兵隊を増やしたい(待遇が最初は良い分単純作業でやりがいに関しては何ともいえない・・・)

見極めは難しいです。ただ言えるのはあなたがどんな人生を送りたいかが重要かと思います。

 

余談ですが、私の1社目は早期選考という言葉はなかったですが早めの内定を上場企業から内定をもらい就活を終えました。

私の思考は❷が強く自分の能力を発揮したい!そして企業側も❷で企業を強くしよう!と当時はお互いに両想いでした。

ただ、入社してみたら❶やなんなら❸に近く、また企業の目指す方向性や従業員へ求める考え方でズレを感じ

退職した経験がありました。(早く就活を終わらせたいし、企業分析不足、他人からどう見られたいか と3重苦がこのような結果に。。。)

今での当時の上司と食事に行きますが、その出会いに感謝しておりますし、人間関係や職場環境も良かったです。

ただ、1番大事である『自分がどうなりたいか』のズレがこのような結果になってしまったのも事実です。

是非、見極めるためにも

OB・OGの話を聞く

※1人の意見でなく複数人!1人の意見で左右されるのは避けましょう

会社見学に行く

転職会議などの口コミサイトとで生の声を調べてみる

企業として信頼を維持するためにも、内定期限を設けて就活を終わらせる施策ではなく、学生自ら「この企業へ入って後悔しない」と思える会社づくりをしていきましょう!!

下記にURLを添付しましたので是非ご覧になって下さい。

早期選考 内定辞退と検索すると様々出てきますが見やすいリンクを2つ掲載致します。

早期選考で内定辞退はできる?対処法や辞退方法と注意点

早期選考の内定辞退はOK?早期内定の保留、辞退のメリット・デメリットや注意点


場数を踏むことの重要性

これから希望の企業へ面接する機会が増えますが、アドバイスを3つ。

2.1 大本命の企業面接は2回目以降にすべし!

本番の面接の空気は異様です。また、どんな質問がくるかも全く知らない状態は危険です。
空気に流されて本領発揮できないことがほとんどです。
ぜひ、失敗しない就活のためにも、1度面接の空気を知っておくことをオススメします。

2.2 興味がない企業でもいいから現場の面接を経験しておくべき

大本命の企業面接は2回目以降にすべし!に近いですが、例えば営業希望だと営業にまつわる質問が多くなります。
「こんなこと聞かれるのか」
「営業ってこんなイメージなのか」
等、感じることができるはずです。

エクネスでもトリッキーな質問として、
「あなたが他人におすすめしたいことを3分間でお話しください。」など、一見営業には関係なさそうですが、

  • 話の持っていき方
  • 抑揚のつけ方
  • 身振り手振りをしているか

等、営業に関わる要素を見ることができます。

トリッキーな質問は企業によって違います。
ぜひ、トリッキーな質問の場数も踏んでください。

2.3 大学の模擬面接でフィードバックをもらって「なぜ?」を繰り返してみよう

この意図として、学校のキャリアセンターの人たちも多くの学生を見てきており、また、多くの企業の面接内容も把握しています。

「もっとこうしたほうがいいよ」
「今の部分は〇〇と言ったほうがいいよ」
など、アドバイスをくれるはずです。

大事なのはその意図であり、なぜそう思ったのかを理解する必要があります。
意図がわからないまま修正しても意味がありません。
意図を聞いていく中で、「企業側ってこんなところを見るんだ」をイメージすることが大事です。


事前準備の重要性と周囲の活用

最後に、年の瀬となりましたが、学生にとって3月が本番であり、今のうちに事前準備をすることが最も大事です。

準備をするには自分で考えるだけでなく、周囲を最大限に利用するという意識を持ってください。

 

それでは良い年末年始を。来年も宜しくお願い致します。