はじめに、お礼をさせて下さい!

おかげさまで、最近は多くの方と面接でお会いできる機会が増え、感謝しております。
また、「ブログを読みました!」「勉強になりました!」というお声もいただき、本当にありがとうございます!(ブログ読みましたか?は面接で良く聞く項目の一つです)

メンバーからも「記事面白かったです!」と反響があり、特に人間関係に関する内容が好評だったので、今回もそのような内容に近いもので書きました。

反響が大きかった記事はこちら

人間関係に悩むあなたへ

今回も皆さんがインプットし、アウトプットできるテーマで書かせていただきます。


「誠意」と「誠実」の違い

このブログを書こうと思ったきっかけは、自分の身近で起きた出来事と、

代表の平井が書いた「誠実」と、専務の野口が書いた「言葉だけでなく、行動が伴っているか」という記事を改めて読んでいる中で、

「誠実」と「誠意」の違いって何?と疑問に思ったことです。
文献やネットで調べていくうちに、自分なりに納得できる答えが見つかりましたので、皆さんにアウトプットさせてください。

誠意

  • 真心を持って物事に取り組む態度や気持ち
  • 具体的な行動や態度として表れる
  • 例: 「誠意を見せる」「誠意をもって対応する」など、何かに対する姿勢

誠実

  • 嘘や偽りがなく、まじめで真心があること
  • 人の性格や本質的な姿勢
  • 例: 「誠実な人」「誠実な対応」のように、持続的な人柄や態度

簡単ですが表にしてみました


つまり、「誠意」と「誠実」の違いは?

  • 誠意:行動や態度で示すもの(目に見えるもの)
  • 誠実:人の本質的な性格や姿勢(目に見えにくいもの)

例えば、

大きなミスをして誠意をもって謝罪したとしても、心の中で「面倒くさい」と思っていたら、それは誠実とは言えません。
クレーマーが「誠意を見せろ!」とは言っても、「誠実になれ!」とは言わないのは、目に見える部分でしか自分が納得できないからではないでしょうか。

これは、『7つの習慣』で言う「目に見える能力やスキル」と「目に見えない人格」の関係に似ています。

目に見える葉や幹が能力・個性 目には見えないが木を支えている根を人格として置き換えた図です

能力は短期的な成果を生むかもしれませんが、長期的な成果には人格が不可欠とも記載しています。

では、一緒に働くメンバーに対して、誠意と誠実、どちらで向き合うべきでしょうか?
クレーマーの話のように、人は目に見える行動に納得しやすいのは事実です。

しかし、この例で誠実とは何かを考えると、「リスクヘッジ(予測と対策)」が重要だと行き着きました

  • 誠意:後手後手の対応(短期)
  • 誠実:事前準備と対策(長期)

普段から誠実に落とし込むための鍵は『仕組み化』

  • 仕事の効率化:弊害予測と予防
  • 人間関係の向上:関係維持の仕組み

誠意は重要ですが、誠実さがなければ長続きしません。
相手に誠実だと思われたければ、リスクヘッジから考え、仕組み化にすることが大切です。

私もメンバーから誠実だと思われるように仕組み化に取り組みたいと思いましたし、

会社に対しても何かあった際に誠意を求めるのではなく、仕組み化の提案や要求をすることが信頼関係を築いていけると思います。

提案に対して相手がどのような行動をするのかを自分が判断する。 こちらが焦点になってくるかと思います。

私の一方的な誠実を求めてはいけないですし、提案してそれでも変わらないならずっと変わらないか、大きな変化がない限り変われないだろうと自分に落とし込んだ上で今後の行動するしかありません。それが自分なりの納得にもなると思います。


最後に試してほしいこと

これを読まれたあなたに試してほしいことがあります。
知人や同僚に「信用」と「信頼」の違いを聞いてみてください。
ただし、事前に調べないでください。調べて伝えるとアドバイスになり、相手にとっては教えられていると感じ、
不快に思われますし、あなた自身が感じていた思いが濁ってしまいます。

相手の価値観を知り、認識のズレをなくすための良い機会と思ってもらえれば幸いです!
ぜひ、試してね!