弊社の拠点がある福井県や、
近隣の石川県、金沢、富山県でも
ECサイトの売上を増やしたい!という
お声が多いように思います。

当記事では、
ECサイト制作を依頼する前に抑えておきたい
ポイントを簡単に紹介したいと思います^^

「Web制作会社」=「ECサイト制作」のプロではない

コーポレートサイトの制作とECサイトの制作では
目的がそもそも異なるため、コーポレートサイトの
制作実績が豊富にあるからといってECサイト制作で
成功するとは限りません。

また、「ECサイト制作実績」といっても
単にデザインやシステムだけを提供しているケースも
多々ありえますので、ECサイト制作実績の
中身を出来る限り具体的に確認することをおすすめします。

必ず結果を出します!と言葉でいうのは簡単ですが、
長年Web制作を行っているけどECサイトの制作実績が
ない会社に依頼するのは大きなリスクを伴います。

制作実績があったとしても、次に確認しておいた方がいいこと

どの部分に関わったか(関わっているか)

システムだけ作った、またはデザインだけを担当した、という場合も
ありますので、どういった役割で関わったのかを確認しましょう。

売上、利益とその経過年数

機密情報なのでわからない、開示できない、
といったケースもあるかと思いますが、
実績があっても売れていない場合もありますので確認が必要です。

ECサイトの売上が伸びた理由

単に知名度が高かったためにECサイトでの売上が
あがった、というケースも多いので、理由を確認しましょう。

往々にして、お客様の努力で売上が上がったケースもあります。
制作会社として何を行ったのか、というところを
しっかりと確認することをおすすめします。

営業担当者について

担当者はECサイトの成功に大きく影響します。
ECサイトは決まったものを作るだけではありませんので、
お客様の会社、事業、商品、考え方などを理解し、
それをどうECサイトに反映すれば成功するかを
まとめ、制作会社のデザイナー、エンジニアに伝える
重要な役割を果たす必要があります。

会社としての実績が十分あったとしても、ECサイトのことが
全くわかっていない担当者ですと結果的に
無駄な投資になってしまった、ということにも
なりかねません。

確認ポイント

営業担当者がECサイトについて熟知しているか

営業担当者としての実績、経験、考え方などを確認しましょう。

そもそも営業担当者との相性は

たとえ実績が豊富で、営業マンの能力が高いと
しても、この人なら任せたい!と思えなければ
取引してもいい結果にならない場合があります。
人として好感が持てるかどうか、というところは
とても大切なポイントです。

打ち合わせ方法とその内容や頻度

会社から制作会社からの距離も一つのポイントですが、
どの程度の頻度でどんな打ち合わせをするかも
確認しておきましょう。

ECサイトを作る前に確認しておきたいこと

単にECサイトを作れば勝手に物が売れる、ということは
ありえません。

ECサイトで商品を販売するためには、
以下のようなことを事前に確認する必要があります。

Web広告を出して集客できる商品かどうか

広告費をかけるということは、広告費をかけても十分な利益が
確保できなければ継続的に事業を成立させることはできません。

例えば、以下のようなポイントは最低限抑えておきたいことです。
・粗利率が高く、広告で集客しても十分な利益が確保できるか
・初回注文では利益が薄くても、継続的な注文に繋がる性質の商品かどうか
・広告費は基本的には入札などになるため、収益は広告費用に見合うか

SNS広告、SNS発信で集客できる商品かどうか

今はSEO対策やWeb広告以外にも、SNSを使った集客も一般的に
なってきています。その場合には例えば以下のようなところは
最低限抑えておきましょう。

例えばInstagramの場合、
・写真映えする商品かどうか
・Instagramのユーザー層に必要とされる商品か
・運用担当者を立て、継続的な情報発信ができるか
・InstagramからECサイトに流入するユーザーが一定数以上見込めるか

SEO対策と相性がいいか(Webでの検索ボリュームがあるか)

検索ボリュームとは、googleで1ヶ月に検索されている数を指します。
狙っている検索キーワードの検索ボリュームが少ないと、
そもそもECサイトに来る可能性のあるお客さまが少ないということに
なるので、ビジネスとして成立する可能性も低いということになります。

言い換えれば、検索ボリュームが少ないということは、
魚がほとんど泳いでいない「いけす」で釣りをするようなものです。

ですので、狙っているキーワード毎に検索ボリュームを
確認することが望ましいです。

検索ボリュームの調べ方

検索ボリュームはgoogle広告の「キーワードプランナー」の
機能で調べることができます。

どの程度の検索ボリュームがあれば十分か、
というご質問が多いのですが、商品の価格、リピート率、
キーワードの性質(キーワードによっては購入に直結する場合もあれば、
意味を調べたい、等の意図が多いなど)等により
一概に〇〇以上です、とはいいづらいので、
キーワード毎に検討する必要があります。

また、キーワードは以下の4種類に分類することが
できます。
「Do」(~したい)
「Know」(~を知りたい)
「Go」(~に行きたい)
「Buy」(~買いたい)

単に検索ボリュームが多ければいい、という
ものではなく、商品を売りたいのであればBuyニーズの高い
キーワードでボリュームが十分にあるか、
お店の来店を増やしたいのであればGoニーズの高い
キーワードでのボリュームがあるか、
といったところを一つ一つ見ていく必要があります。

このあたりを詳しく説明すると長くなるので、
本ブログでは省略させていただきます。

関連キーワードの調べ方

また詳細の説明は割愛しますが、狙っているキーワードの
関連キーワードを探すためには、関連キーワードを
一括取得できる「related-keywords.com」などで
調べることができます。

競合サイトに掲載されている商品と比較して勝てるかどうか

以下のようなそれぞれに対し、総合的に勝てるようで
あればいうことはありませんが、そのようなケースは
多くありません。

どの部分が競合に勝てて、どの部分は劣っているのかを
サイト制作前に確認する必要があります。

場合によっては、サイト制作の前に勝てる商品を開発する
必要があるかもしれません。

単に競合サイトの商品と比較して勝てばいい、といった
簡単なものではなく、ターゲットユーザーが何を
どの程度重要視しているのか、という点をしっかり考える必要があります。

価格

利益率を確保できるか
継続的に仕入れが可能か
売上が伸びても仕入れの確保が可能か

納期

納期は競合に勝てるか、負けているか(その場合どの程度影響があるか)

スペック

冷蔵庫で言えば消費電力や収納力、
メーカーのブランド力、その他機能などといったものです。

デザイン(ブランド)

価格や納期、スペックに比べて数字で測りづらい
ところではありますが、AppleのiPhoneなども
外見だけではなくソフト面(使いやすさ、ユーザーインターフェース)を含め、
デザインが売上に大きく貢献している事例です。
ユーザーはスペック、価格よりも
iPhoneだから買う、という人がきっと多いはずです。

サイトリリース後の戦略は明確か

サイトをリリースすることは、実店舗を
オープンすることと似ています。
オープンしたからといって売上が自動的にあがるわけではなく、
オープン後は広告を行い、集客を行う必要があります。

SEO対策、Web広告運用、SNS広告運用など
貴社にあった集客を検討するといいでしょう。

SEO対策、リスティング広告についてまとめた
内容も紹介していますのでよろしければ以下よりご覧ください。

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不安を解消!福井でリスティング広告運用代行を依頼するなら

おわりに

弊社ではECサイト制作のコンサルティングを
行っております。

Webサイト制作会社によっても得意分野が異なりますので、
目的に応じた会社をご紹介することも可能です。(紹介はもちろん無料です)

適切なWebサイト制作会社を選び、
ECサイトを成功に導きましょう^^