人生や会社の業績は意思決定の積み重ねで
決まるといえると思います。

みなさまは毎日仕事において、
多くの意思決定をされていると思います。
(プライベートにおいても夕食に何を食べるかや
誰と時間を過ごすか、なども意思決定ですが、
今回はビジネスの意思決定について書きます)

意思決定の質は何によって決まるか

結論:情報の質と量に比例する

これを説明してみたいと思います。

例えば福井県にある会社があって、製造部門に「人が足りない」と
いう課題があったとします。
Aさんが「人が足りないので採用すべきです!」と言いました。

一方で、Bさんは、
他の部門で人員に余裕があるので、他の部門に一時的に
手伝っていただくことで人を採用する必要がないかもしれない

将来的に機械化、DX化が進むのでスタッフを増やさなくても
製造できるようになる可能性がある

人材派遣の会社から一時的に派遣スタッフを受け入れてはどうか

人を入れることで会社の人件費の合計金額が増え、会社の利益がさがり
今働いているスタッフの方の給与を昇給できるほどの利益が残らない可能性がある

といった、Aさんとは違った考え方をしたのですが、

Bさんは、
・他の部門の人員の情報
・事業が機械化やDX化していくことができる、という情報
・「派遣」という一時的に人員不足を補う方法がある、という情報
を知っているため、Aさんとは異なる意見をもてた
(=異なる意思決定に繋がった)
と言えると思います。
※本当は多くの選択肢の中でどれを選ぶか、までが意思決定ですが、そこは割愛します

意思決定において、情報が多い、また情報の質が高いに
越したことはありません。一方で、情報を集めるためには時間も必要です。

ただし、時間をかけすぎると、他社競合、または競合になりうる企業に先手を
うたれてしまったり、そもそも時間(=人件費)がそれに
比例してかかるので、いつまでも時間をかけるわけにもいきません。

情報が不十分な状態で判断をしたとしても、仮説を立てて
チャレンジし、実行、検証し間違いがわかった時点で軌道修正していく力も重要です。

もう一つ判断前に大切なことは、
その判断で失敗した場合の最大ダメージはどの程度なのかを考えること

すり傷切り傷であれば立て直せますが、
重症になってしまうと取り戻すのに大きな時間がかかってしまいます

例えば事業判断を行う際、
社内の情報がかなり限られる場合の意思決定をせざるをえない場合、
他社事例を頭に日頃からインプットできていれば
スピーディーに質の高い意思決定をすることができます。

インプットルーティン化

インプットは思いついたときにする形だと、
中々インプットが蓄積していきません。

インプットをルーティン化(習慣におとしこむこと)することが重要です。
本、youtube、ニュースアプリなどインプットのルーティン化が
できていない方はまずはどのようなルーティン化するかを考えてみるといいと思います。

個人的には本とyoutubeがおすすめです。

本は、非常にインプットの質が高い(もちろん選ぶ本によって全然違いますが)一方で、
時間に余裕のない方や、本が苦手な方には中々難しいかもしれません。

個人的にyoutubeは~しながらで情報をインプットできるので、
重宝しています。
(運転中やあまり頭を使わない作業中に効率的にインプットができます)

結論:情報の質と量に比例する