こんにちは!エクネスの野口です。
2020年のトヨタ株主総会で、
豊田章男社長が発言し話題となった、
「ロバと老夫婦」のお話しご存知ですか?
「ロバがいるのに乗らないのか?」と。
老夫がロバに乗って、老婆が歩いていると、こう言われました。
「威張った老夫だ」と。
老婆がロバに乗って、老夫が歩いていると、こう言われました。
「あの老夫は老婆に頭が上がらないんだ」と。
最後に老夫婦が揃ってロバに乗っていると、こう言われました。
「二人も乗って、ロバがかわいそうだ」。
全ての人を納得させることは難しい。
みんな考え方が違う。
何をやっても批判をされる。
全員から100点をもらうことはできない。
という例えで使われる話ですね。
私自身、以前勤めていた金融機関を退職する際、
A支店長代理からは
「絶対うまくいくよ!どのみち◯◯はダメになるし、早く辞めたほうがいい!」と言われたり、
B支店長からは
「◯◯を辞めて成功したやつなんて誰一人いない。違う部署に異動してでも絶対続けたほうがいい!」と言われたりしました。
仕事でも何かのプロジェクトを任せられたとき、
A先輩からは
「そのやり方いいね!なぜなら◯◯だから上手くいくはずだ。そのまま進めていこう!」と言われ、
B先輩からは
「そんなんじゃダメだ!それだと失敗する!なぜなら◯◯だから。」と言われる。
こういったことが起きることもあるかと思います。
AさんBさんそれぞれの正義、持論があり、
どちらが正解なのかはやってみなければ分からない、ことも多々あるかと思います。
やはり先日のブログにも書きましたが、
「選んだ道を正解にする」
これに尽きるなと思います。
仕事をしていく中で、
「他者へ相談をすること」は、もちろん大切ですが、
ときには、
「自分の正しいと思ったことを貫き行動すること」も大切ですね。
弊社の行動指針にある【スピード重視】で、
「まずはすぐにやってみること。やってから考える、やりながら軌道修正していく力が必要です。」
と記載させていただいておりますが、
とりあえず直感に従って行動してみて、
その道を正解にしていけばいいんです。
外野にいろいろ言われて自分の選択に自信がなくなったり不安を感じたときは、
「ロバと老夫婦」の話を思い出し、自分の想いを信じて進みましょう。