こんにちは!野口です。
振込手数料を引いて入金してくる会社は嫌いです(笑)
いや、好きな人いるか?って話ですが・・・!
さて、今日のタイトルは、
「頼まれごとは、試されごと。微差が大差を生む。」
です。
頼まれごとは、試されごと。
これは、弊社の採用担当者が、
入社前のやりとりで教えてくれた言葉です。
(もともとは実業家・中村文昭さんの言葉です)
中村さんの著書やセミナーでは、
- 返事は0.2秒。
- そのうちと言わず、今出来る事をする。
- 出来ない理由を言わない。
- 頼まれたことに対し、その人の予想を上回るクオリティとスピードで応える。
- どんなことでも試されてると思って取り組む。
といったことが伝えられているそうです。
生きていれば、
家族、友人、恋人、上司、部下、同僚、様々な人から様々な「頼まれごと」をされるかと思います。
ときには「面倒だな」と思ってしまうようなことや、
「なんでこんなことを自分が」と思ってしまうこともあるかもしれないですが、
そんなときでも「試されている」と思えば、
そのお願いに対し、どう返すか、マインド(心)が変わってきますよね。
様々な「頼まれごと」の中でも
数年会社勤めをしていれば、
見たことない人なんてほぼいないんじゃないかという
「請求書」
これも立派な頼まれごと、なんですよね。
その「請求(お金を振り込んでください)」
というお願いに対し、
勝手に手数料を引いて振込をしてくる企業(人)がいます。
勝手に割引するのやめてもらえませんかね?(笑)
(弊社のお取引先は99%きちんと額面通りお振込みいただいております。感謝!)
これもまた「試されごと」だと思えば、
そんな行動は取らなくなるのではないでしょうか。
人が集まる場やSNSでは、すぐにネガティブな会話は拡散します。
A:◆◆株式会社はいつも請求書通り全額振り込んでくれるんだよね!
という話題になることは可能性として低いと思いますが、
B:◆◆株式会社はいつも手数料引いて振り込んでくるんだよね!
という話になる可能性は十分にあります。
Bのパターンから考えられること
- ◆◆株式会社の印象が悪くなる
- 人に◆◆のサービスを勧めなくなる
- ◆◆の商品も売れなくなる
- リクルート面でもマイナスになる
というリスクがある覚悟をしてまで、
たかが数百円、されど数百円の振込手数料をケチッているのか気になるところです。
数百円をきっかけに相手のモチベーションを下げるほどバカバカしいことはありません。
当たり前のことを、当たり前にやっていれば、
- ◆◆のイメージが悪くなることもなく
- ◆◆の商品やサービスを何かのきっかけで勧めてもらえる可能性もあり
少なくともマイナスになることは何一つないと思います。
慣例として「手数料を引くことが普通」の業界もあるかもしれないですが、
逆に他業界では「当たり前」のことをきちんとやるだけで、
悪しき慣習のある業界では目立てるメリットまでありますね。
「何を買うかより、誰から買うか」
を重要視する人が増えてきている現代では特に
「当たり前」を「当たり前」だと思わず大事にしたいです。
微差が大差を生む。
好きな著者の一人、
斎藤一人さんの本「微差力」でも書かれていますが、
「微差」を疎かにしていると、
気づいた時には取り返せないくらい「大差」が広がっていることがあります。
振込手数料も「微差」のひとつだと思いますし、
(しつこくてすいません笑)
1mmを妥協すると、
1mmがいいなら2mmもいいか、
2mmもいいなら3mmもいいか、
と、どんどん妥協グセがついてしまい、
わずかな手抜きが、大きな差になっていきます。
「凡事徹底」
や
「神は細部に宿る」
という言葉も好きですが、
一見小さなことに思えることや
一見大したことなさそうなことに、
手抜きをせずしっかり取り組む人を大事にしたいと思います。
「微差」を軽く見ていると
「気づき力」が下がり、
「気づき力」が下がると、
「大きな問題」が起きやすくなります。
めちゃくちゃ部屋を綺麗に掃除したのに、
気づいたらめちゃくちゃ汚くなっていた!
なんてことはないでしょうか。
「微差(ちょっとしたゴミ)」なら簡単に片付けられるのに、
「大差(大量のゴミ・汚れ)」になると掃除も一苦労です。
- 日々の挨拶
- 日々の掃除
- 約束を守る
- 約束を守れなかったときはすぐに謝る
- 何事にも感謝の気持ちを忘れない
こういった微差に繋がる大事なことを意識する必須の要素「素直さ」も大事にしたいと思います。
久しぶりに振込手数料を引かれたことで、
改めて大事なことを思い返すきっかけになりました。感謝!
(でも次回からは手数料込みで振り込んでもらえることを祈ります)