こんにちは、野口です。
バスケやサッカーは少しかじったことがありますが、
野球とは無縁の生活をしてきました。
絶対バスケをするべきと周囲から勧めてもらったのに、
Jリーグブームに乗っかりサッカーに流された人生に後悔はありません。
さて今日は前職でお世話になった社長から教えてもらった
リーグ優勝や打点王、WBC優勝の経験もある、
長年キャッチャーとして活躍した、とあるプロ野球選手の話です。
現在弊社エクネスは70名ほどのスタッフ数になりました。
思春期の急な成長期は成長痛が来るように、
企業の急成長期も成長痛がいろいろと出てきます。
従業員数の増加に伴い、
昔は置きなかったようなクレームやミスも起きるようになってきました。
そんな中でも、
ダメージの少ないミスとダメージの大きいミスがあります。
ダメージの大小に関係なく、
「気持ちを切り替えて頑張ろう」
という意識のかたもいるかと思いますが、
そのプロ野球選手は、
マイナスの意識を引きずらないように、
ミスを忘れようとする野球選手が多い中、
「ミスは忘れてはいけないもの」
と考えているそうです。
そのため、あえて自分のロッカーに、
過去に自分がエラーをしたときの写真がたくさん置いてあるとのことです。
過去のミスは消せないし、
落ち込んでいるだけでは、ただの負け。
悔しさをしっかり感じて反省し、
絶対に取り返してやろうと思うようにする。
反省しないと、進歩はない。
だからこそロッカーにエラーの写真を置く。
というマインドでプロ生活を送られていたようです。
これを企業版で置き換えるとどうでしょうか。
- ご迷惑をおかけした企業名を目につくところに貼る
- ご迷惑をおかけした自分のミスを目につくところに貼る
- ミスやクレームが原因で発生した損害額を目につくところに貼る
- 今年度発生した自分のミスの合計回数を目につくところに貼る
- ミスを起こさない(減らす)ことを誓う目標を目につくところに貼る
といった感じでしょうか。
メンタル弱めな人だと、
こういった行動を取ることによって、さらにネガティブな心理になり、
ネガティブスパイラルに落ちていく可能性もゼロではないかなと思うので、
どちらかと言えば、メンタル強めな人向けの手法かもしれないですね。
小さいミスでも大きなミスでも
やっぱり大事なことは、
「同じミスをもう絶対に起こさない」
と誓う自分の気持ちの強さだと思います。
その気持ちが弱ければ、
きっとまたミスは起きてしまいますし、
誓う気持ちが強ければ強いほど、
同じミスは起きなくなると思います。
北京オリンピックの
スノーボード男子ハーフパイプ決勝で、
納得のいかない点数に対する
「怒り」をエネルギーに変え
ラストランで逆転し金メダルに輝いた
平野歩夢選手のメンタルの強さも以前話題になっていましたが、
仕事で起こる様々なミスに対しても、
自分自身どれだけ「強い怒り」を持って
自分をコントロールできるかが大事だなと思いました。
なにごとにも「強い気持ち」を持って取り組みたいですね。